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ロサンゼルス在住です。アメリカ生活のあれこれ。

ジャーナリングのやり方とその効果

こんにちは。Chihiro(@chihiro_in_NY)です。

今日は私が10年間続けている習慣である、ジャーナリングについて皆さんにシェアしたいと思います。

 

 

1.ジャーナリングとは何か?

ジャーナリングは、日々のことや自分の気持ち、アイデアなどを書きとめる習慣のことをいいます。日記みたいな感じなのですが、目的やスタイルは自由自在で、自分でテーマを決めて書き込んでも良いし、頭の中で整理できない感情を書き殴ってもOKです。

大事なのは、「ジャーナリングのやり方に関してストレスを感じることがないこと」です。後ほど詳しく説明しますが、私自身もジャーナリングを10年ほど前から実践しており、27歳で思い切ってアメリカ留学できたのも毎日自分の考えを書き留めていたからだと思います。

 

先ほども触れましたが、ジャーナリングのやり方は様々です。

  1. 日記: 毎日の出来事や感情を記録。思考整理に役立つ。
  2. 感謝の日記: 感謝することを書くとポジティブな気分に。
  3. アファーメーション: 自己肯定感を高める肯定的な言葉を書く。
  4. クリエイティブライティング: 創造的なストーリーや詩を書いて表現力を磨く。

 

2.ジャーナリングの効果とは?

ストレス軽減から自己成長まで ジャーナリングは、日々の生活にポジティブな影響をもたらすパワフルな習慣です。20代を含むあらゆる世代において、ジャーナリングが持つ効果は多岐にわたります。

ジャーナリングの主な効果を紹介します。

a. ストレス軽減

日々のストレスや不安、イライラをジャーナリングで文字に起こすことで、気持ちを整理しやすくなります。感情を吐き出すように書くことで、心の中の重荷が軽くなり、リラックスできる環境を作り出します。これにより、精神的な負担を軽減し、ストレスの影響を緩和できます。

 

b. 自己認識の向上

ジャーナリングを通じて、自分自身を深く理解する機会が生まれます。日記を書くことで、自分の価値観、夢、目標、強み、弱みを見つける手助けとなります。このプロセスを通じて、自己認識が向上し、自己成長への道が開かれます。

 

c. 目標達成

ジャーナリングは目標設定と進捗追跡に役立ちます。目標を書き出し、計画を立て、進捗を記録することで、目標達成へのモチベーションが高まります。さらに、何がうまくいき、何がうまくいかなかったかを振り返り、次のステップを計画することができます。

 

d. 創造性の向上

クリエイティブライティングやアイデアのメモとしてジャーナリングを活用することで、創造性を刺激できます。新しいアイデアを思いついたり、クリエイティブなプロジェクトを始めたりするためのインスピレーションの源となります。

 

e. 感謝とポジティブ思考

感謝の日記を書くことは、ポジティブな心の状態を促進します。日々の幸せや良い出来事に焦点を当て、感謝の気持ちを記録することで、ストレスやネガティブ思考から距離を置けます。 ジャーナリングは、個人的な成長や心の健康に寄与するパワフルなツールです。日常生活に取り入れて、その効果を実感してみてください。

 

3.アメリカ移住の成功にジャーナリングが果たした役割

アメリカへの移住は多くの人にとって夢の一つであり、それを実現するためには計画と決断が必要です。私は新卒で日本の企業に就職しましたが、心の中でずっと海外で生活し、英語を使って仕事をしたいという夢を捨てきれませんでした。この夢を実現するために、ジャーナリングが果たした役割は計り知れません。

 

まず、ジャーナリングは私の目標設定を具体的にしました。日々の生活に追われていると、夢や目標は遠く感じられがちです。しかし、毎日ジャーナリングを通じて自分の願望を文字に起こすことで、それが具体的な目標として脳に刻まれました。そして、それを繰り返し目にすることで、その目標は実現するための計画へと発展していきました。

さらに、ジャーナリングは私の自己意識を高めてくれたと思います。日記を書くことで、自分自身の価値観や夢について深く考える機会が得られました。何が本当に自分にとって重要か、何を追求したいのか、それが明確になりました。

 

ジャーナリングは自己認識の向上に大いに役立ちました。 ジャーナリングを通じて、私は常に目標を忘れないようにしました。留学の夢は日記のページに毎日現れ、それを読むたびにモチベーションを与えてくれたと共に、目標達成に向かって進んでいることを実感させてもくれました。

最終的に、ジャーナリングは私の決断を促してくれました。日記には私の夢が具体的に書かれており、それを実現するためには一歩を踏み出す必要があることが明確でした。

 

その結果、私は会社を辞め、27歳の時にニューヨークへと移住しました。

 

アメリカ移住の成功には多くの要因が絡みますが、ジャーナリングはその中でも重要な役割を果たしてくれたと思います。夢を具体化し、自己認識を高め、日々の行動に目標を結びつける手助けをしてくれたのです。ジャーナリングは夢を実現に導く力を持つ素晴らしいツールだと思うし、その効果を実感することができた私にとっては今でも不可欠な存在です。

 

 

4.ジャーナリングを始めるためのステップ

ジャーナリングを始めるのは簡単です。まずは以下のステップに従ってみてください。

 

a. ツールを選ぶ

まず、どのツールでジャーナリングをするかを選びます。一般的な選択肢にはノート、デジタルノートアプリ、ブログなどがあります。自分に合ったツールを選びましょう。ちなみに私は紙のノートを使っています。

 

b. 時間を確保

ジャーナリングのための時間を確保しましょう。朝起きたり、夜寝る前が良いスタート地点です。毎日コンスタントに行うことが大切です。

 

c. テーマを決める

書く内容について考えましょう。日記、感謝の日記、目標設定、アファーメーション、クリエイティブライティングなど、テーマは多岐にわたります。

 

d. 自由に書く

ジャーナリングは自分の思考を自由に書き留める場です。文法やスタイルにこだわらず、ストレスなく書きましょう。

 

e. 継続する

最も重要なのは習慣化です。毎日書くことで、ジャーナリングの効果を実感できます。サボらずに続けましょう。

 

5.ジャーナリングの種類と選び方

ジャーナリング用のノートを選ぶ際には、目的や好みに合ったものを選ぶことが大切です。以下に、日本で人気のあるジャーナリング用ノートをいくつか紹介します。それぞれのノートには特徴があり、目的に応じて選ぶことができます。

 

a. Hobonichi Techo (ほぼ日手帳)

特徴: 日本国内外で非常に人気のあるノートで、日記やスケジュール管理、思考整理に最適です。豊富なデザインとサイズがあり、使いやすいです。 適した目的: 日常の出来事を記録したり、感謝の日記を書いたりするのに適しています。

 

b. MD Notebook (エムディーノートブック)

特徴: シンプルで高品質なペーパーを使用しており、書き味が抜群です。カスタマイズが容易で、自分好みにカスタマイズできます。 適した目的: アファーメーションや自己肯定感を高めるためのジャーナリングに適しています。

 

c.Jibun Techo (ジブン手帳)

特徴: スケジュール管理と目標設定を組み合わせた手帳で、個人の成長をサポートします。月間、週間、日次のセクションがあります。 適した目的: 目標達成や自己成長に焦点を当てたジャーナリングに向いています。

 

d. KOKUYO Campus (コクヨ キャンパスノート)

特徴: 手軽に入手できるリーズナブルなノートで、学生やビジネスプロフェッショナルに愛用されています。様々なサイズとレイアウトがあります。 適した目的: クリエイティブライティングやアイデアのメモ、日記など、用途が幅広いです。

 

e. Traveler's Notebook (トラベラーズノート)

特徴: カスタマイズ性が高く、リフィル式でさまざまな挿入ノートを使えます。旅行の思い出や日々の出来事を記録するのに最適です。 適した目的: 旅行記、日記、アートジャーナルなど、多目的に使用できます。

 

f. ROLBAN (ロルバーン ノートブック)

特徴: 高品質の紙と使いやすいデザインが特徴で、日記、スケッチ、アイデアの記録に適しています。スリムなサイズや豊富なカバーデザインも魅力です。 適した目的: 日常の出来事や思考を記録する日記として、またはアイデアのスケッチブックとして使用できます。

 

これらのノートは日本国内で広く利用されており、ジャーナリングのスタイルや目的に合わせて選ぶことができます。ノートを選ぶ際には、用途や好みに合わせて最適なものを見つけて、ジャーナリングを楽しんでください。

 

それでは!