こんにちは。Chihiro(@chihiro_in_NY)です。
出張先でのこんな出来事をふと思い出したのでツイートをしました。
出張先のホテルで朝ご飯食べる時白人の上司と2人でいる時はウエイトレスがすぐオーダー取りに来るのに一人の時はひたすら放置される。いわゆる人種差別だと思ってるのだけど暇そうに突っ立っているウエイトレスの所に歩いて行って、「これオーダーしたいから、よろ。」と言えるぐらい図太くはなった。
— Chihiro🇺🇸 Cxエンジニア in NY (@chihiro_in_NY) 2021年9月13日
これが起こったのはNY州でもカナダ国境に近い、住民はほぼ白人で、アジア人は全く見ない田舎の地域でした。この出張で泊まってるホテルで働いてるのが全員白人で、宿泊客もほぼ白人だらけなのでたまたまこういうことが起きたのだと思います。
この地域でのプロジェクトに(運悪く)アサインされた私は、白人男性の中に1人ぽつんとアジア人女性1人で月に数日仕事をしています。幸い仕事中に人種差別を感じることはなく、みんなと楽しく雑談もしますし、プロジェクトのメンバーは優しく接してくれます。もし心の中でアジア人に対する差別心を持っていたとしても、私に対してナイスに接してくれるならそれで良いと思ってます。
「アメリカの田舎に行ったけど皆優しかったよ?」という意見も聞きます。これも同意で、私も田舎の地域に旅行に行って優しくしてもらった経験もたくさんあるし、毎回差別されてると感じるわけじゃないです。どんな人種の人に対しても平等に接することができる人がたくさんいることなんて分かってます。
こういう経験を通して思うのは、アメリカで差別がなくなる日は、永遠に来ないだろうな、ということです。
都会では色々な人種が混ざって生活をしているから一見あまり差別がないようにも見えます。表面上は差別反対!なんて言っている企業も多いけど、それもマーケティングで、上層部はみんな白人だったりします。人種差別反対運動が歴史上何度も何度も繰り返されて、そのたびにNYではデモが起こってるけど、アメリカの歴史を考えたら人種差別はこの先もなくならないだろうと思います。
この出張で一緒に仕事をしているプロジェクトマネージャー(他州のオフィスのトップで59歳♂)がレイシスト過ぎて腹が立っている。私に「アジア人はなぜ◯◯なの?」みたいな質問してくる。その支店は白人の男しか働いてなくて、その人がトップだったらそりゃ有色人種の人はいないだろうな…という感じ。
— Chihiro🇺🇸 Cxエンジニア in NY (@chihiro_in_NY) July 29, 2021
自分がアジア人としてNYに住んで、こんな結論を出すのは悲しいですが、今のところはこんな風に考えてます。
もっと考えがまとまったら追記するかもです。