ロサンゼルス日和-The heart of it-

ロサンゼルス在住です。アメリカ生活のあれこれ。

Los Angelesに移住しました

こんにちは。Chihiro(@chihiro_in_NY)です。

2023年6月1日に1年間住んだサンディエゴからロサンゼルスのトーランスという地域に引っ越しました。知り合いからは「え!この間サンディエゴに住み始めたばっかりなのに、もう引っ越したの?笑」と驚かれることもありましたが、本当にその通りで、結局サンディエゴにはたったの1年だけしか住んでいません。

 

 

 

 

1. Torrance, LAの場所

私が現在住んでいるカリフォルニア州は縦に長く、ロサンゼルスとサンディエゴの位置関係は上の地図のような感じです。渋滞がないと想定するとサンディエゴ(ダウンタウン)からロサンゼルス(ダウンタウン)まではだいたい車でだいたい2時間ぐらいでしょうか。アメリカの国土を考えると、まぁ近いといえば近いですね。北関東から東京に車で向かうぐらいの感覚でしょう。

カリフォルニア全体で考えるとロサンゼルスもサンディエゴも南側に位置しているので、「南カリフォルニア=Southern California=SoCal」と呼ばれたりします。

 

2.トーランスを選んだ理由

比較的安全・アジア系レストランのオプションが多い・ロサンゼルス中心地に程よく近いからです。わざわざハイウェイを使ってあちこちに行く必要もなく、程よく都会で住みやすそうだというのが最初の印象でした。またトーランスは日系企業も多いため駐在員が多く住んでいます。うちの父(リタイア済)が現役だった頃は出張でトーランスによく来ていたようです。日本人が多いこと自体に魅力を感じているわけではないですが、やはり日系のサービス(美容院やネイルなど)を受けられる場所が多いのは嬉しいですね。

 

仕事は夫婦どちらもフルタイムの在宅勤務なので通勤する時の渋滞を心配したり、職場に近いところに住まなくてはいけないなどの制約もありません。なので、とにかく便利な都会に住みたい!ただしLA中心部は治安が心配な地域があり、かといえ安全な地域といえば超高級住宅街とかで家賃も高いということでトーランスを選びました。トーランスも普通に家賃は高いですが、便利なエリアなのでそれはしょうがないですね。

 

3.家探し

家探しはまずオンラインで始めました。代表的なZillowやRedfnを使って予算や部屋の広さをもとにして絞り込んでいきました。私達の部屋の条件は

  • 2ベッドルーム(夫婦で個別の仕事部屋が必要)
  • 2バスルーム(夫婦で別々のバスルームが欲しいから)
  • ペット禁止の物件(そうじゃない場合は比較的新しい物件)
  • ドラム式の洗濯機・乾燥機がついている(前の家は縦型の洗濯機がついてたけど、容量が小さくて使いづらかった)
  • ガレージ付

結局、南トーランスの新築のコンドミニアムに書類を送り、2年のリース契約をすると2ヶ月家賃が無料になるという条件が良さそうだということになりました。

 

日本円で考えたらきっと港区のマンションの高層階に住めるような金額を払っていると思います・・・が、これがアメリカなのでしょうがないです。利便性や安全をお金で買うという意味では本当にYou get what you pay for ということですね。

 

4.引っ越しについて

引っ越しは民間の引っ越し業者に依頼しました。引っ越しまで1週間を切っているのに依頼していた業者からキャンセルされて最悪な思いをしましたが、すぐに代替の業者を見つけることができたので良かったです。

引っ越しは朝の8時半開始、3人が約8時間をかけて旧居から荷物の搬出、SD→LAへのドライブ、新居への荷物の搬入そしてLA→SDへ戻るドライブで合計10時間近くかかり、それにチップを含めて$1,900 (27万3000円※)でした。(※$1=¥140で計算)

 

 

 

5.サンディエゴを離れた理由

たった1年しか住んでいないサンディエゴを離れることを決めたのには、もちろんネガティブな理由もあります。ですが一つだけ強調しておきたいことは「サンディエゴは決して住みづらい街ではなく、ビーチが綺麗だし安全だし全体的に素晴らしい街だ」ということです。また以下で挙げていることは、ニューヨークに7年住んでいた私の個人的な感想なので、なんでもニューヨークと比べてしまっている節があり、かなり贅沢な悩みだということは自分でよく分かっています。なので、とにかく言いたいのは住む場所の好みは人の性格や家族構成やライフスタイルによって様々なので、サンディエゴを愛する人達を否定する気持ちは全くないということです。

 

しかしながら、私達ニューヨークからサンディエゴに移住してきたときに魅力に感じていたものが、実はそこまで重要じゃなかったり、1年住んでライフスタイルが変わったことで自分達に本当に必要なものがわかったというところが大体の理由です。

 

a. 田舎

ビーチの雰囲気やのんびりした雰囲気に憧れて移住したものの、それは私達には必要のないものだということがわかりました。私にはマリンスポーツをする趣味もないし、景色は数か月もすれば飽きてしまうし、日常にビーチがあることにアドバンテージを感じることがほぼありませんでした。

b. ショッピングのオプションが少ない

洋服、コスメ、最新のカフェやレストランなどを巡るのが大好きな私にとって、サンディエゴは少し物足りない街でした。まず洋服を買おうと思ってもWestfield UTCFashion Valleyに行くしかありませんでした。それらのモールに足を運んでも有名チェーン店が並んでいるだけで新鮮味がなく、すぐに飽きて行かなくなりました。

c. 日系・韓国系のレストランが混んでいる

アジア系のレストランのオプションはわりと多いと思いますが、それなにり有名な所はどこに行っても混んでいるのと、Convoy St.というアジア系レストランが密集しているエリアではとにかく駐車場が小さくて車を停めるだけでも一苦労でした。

 

他にもありますが、今回は省略します。

 

6.最後に

LAに引っ越してきて3週間が経ちましたが、今のところ快適で引っ越してきて良かったなぁ~と思っています。日本食レストランにも色々トライしたのでそれは後ほど、別のブログで紹介したいと思います。

 

それではー!