こんにちは。Chihiro(@chihiro_in_NY)です。
7月14日にアメリカに引っ越してきてから丸7年が経ちました。ここから7回連載として2015年ー2022年を1年ずつ振り返ってみようと思います。
1, 2年目は以下をどうぞ↓
今日は第3回「2017年 - 大学院入学」です。
1.大学院出願準備
2016年にTOEFLの目標点を取得したので、2017年の始めは推薦状と出願用のエッセイ作成に時間をかけていました。2017年の秋入学を目指しており、大学院出願締め切りが2017年3月だったので、3ヶ月以上は準備期間がありました。
私はCity College of New Yorkという大学院だけに絞って3つの学科に出願しようと計画していたのですが、専攻(学科)によって提出書類の種類が微妙に違っていました。とある専攻では推薦状は2通提出で良いのに別の専攻では3通必要だったりと様々でした。
とりあえず日本で働いていた会社の上司と大学でお世話になった研究室の教授に「アメリカの大学院を目指していて推薦状を提出したいからどうか協力してほしい」という旨のメールを丁寧に書いて送りました。久しぶりの連絡だったにも関わらず、メールを送った全員から快諾してもらい、安心して推薦状の作成と署名の依頼を進めることができました。
また英文のエッセイは自分で下書きを仕上げた後、有料の添削サービスを使って文章をブラッシュアップしてもらい、大学院に提出しました。
2.大学院合格!
大学院出願から3ヶ月ほどが経った2017年6月、日本から遊びに来ていた友人とブルックリン散策をしていた時のことです。なんとなくスマホで受信メールを見ていたら、大学院から合格通知が届いていました。
その時の気持ちは今でも鮮明に覚えているのですが、「受かったー!大学院だー!」という気持ちと「受かってしまった・・・!?ということは最低でもあと3年はNYに住まなきゃいけないのか・・・」という気持ちが混ざったものでした。
とはいえ、その場にいた友達に受かったことを伝えると「おめでとー!!すごい!!」とめちゃくちゃお祝いをしてくれたので嬉しかったです。
結局私は3つの専攻に出願してそのうち3つから合格通知を受け取ることができました。結果は以下の通りです。
1. Civil Engineering
結果:条件付き合格で、大学の学部の指定科目を1クラス履修したら大学院入学を認めるというものでした。
2. Environmental Engineering
結果:合格
3. Sustainabirity in the Urban Environment
結果:不合格
結論、1か2の専攻に進むという選択肢があったのですが、ここでは今後のキャリアのことも考えて1. Civil Engineerに進むことに決めました。
3.大学院入学に向けて
入学までの間に書類の手続きが色々あるのですが、大学院の留学生オフィスの仕事の手際の悪さからトラブル続きだったのを覚えています。1番よく覚えているのは、I-20発行のために提出するBank Statementの金額が一気に上がり、変更前の金額ギリギリで提出していた私は1ヶ月近くもI-20が到着せずメールにも返信がない状態。わざわざ留学生オフィスに足を運ぶと、「あなたの預金残高ではI-20は発行できない」と言われました。乱暴な言い方をすると「もっと金を積め」ということです。こっちは何度もメールしてるんだから早めに連絡してほしかった・・・。
本当はI-20を受け取ってから日本に一時帰国する予定だったのですがその一件のせいでI-20を受け取れずに一時帰国。大学院から日本の実家にI-20を送ってもらうことになりました。
少し不安を抱えながらの日本一時帰国となったのですが、アメリカに戻る10日ほど前になってもまだI-20が届かず、嫌な予感がしていたところでまた留学生オフィスからメールが・・・。
「あなたが入学予定のCivil EngineerコースからはI-20が発行することはできません。ビザ発行のルールが変わり、Conditional Acceptance(条件付き合格)の生徒にはI-20が発行されないことになりました。」
・・・ということは、フルタイムの語学学校に通いながら語学学校からI-20を発行してもらい、大学のクラスも同時並行で取らなければならないということです。というか、もうアメリカに戻るまで1週間ぐらいしかないのに今更そんなこと言ってくるなよとイライラしていたらスタッフの人からメールが届き「あなたEnvironmental Engineeringの学科にも合格してるから、こっちでI-20発行するわ」と。Yes/Noの返事をしたかすらももよく覚えていませんが、半ば強制で専攻学科を変更することになったのです。
こんな感じのいざこざを経て、Environmental Engineeringの学科に進むことになりました。今振り返ってみると「もう選択肢もないし、受かったところならどこでもいいや」という適当さでした。
4.大学院開始(2017年8月)
トラブル続きでしたが、晴れて大学院の授業が始まりました。私はアメリカ生活丸2年だったので、スタッフの言っていることは70%ぐらいは聞き取れてるかな?という感じの英語力でした。
ありがたいことに最初のセメスターは割と楽で、良い成績をおさめることができたので「あれ?大学院意外と楽なんじゃないか?」と思っていました(この後2セメスター目で忙しすぎて身体を壊すのですが・・・)。
大学院の授業などについては以下のブログに詳しく書いているので割愛します。
続く