こんにちは。Chihiro（@chihiro_in_NY）です。
久々に留学生らしいブログを書こうと思います。
今はもう珍しくもなんともない「留学」という言葉ですが、実際は色々な留学の形がありますね！語学留学・大学（院）留学・交換留学・ワーホリなどなど・・・。
実を言うと、私は2015年に単身でニューヨークに渡り、ほぼノープランで２年間も語学学校に通っていました。
私がNYに来たばかりの頃『とりあえず語学学校に通う』と話したら、NY歴が長い日本人から『ニューヨークは英語を勉強する場所じゃないよ』って言われたのを今でも覚えてる。
— Chihiro🇺🇸エネルギーエンジニア in NY (@chihiro_in_NY) January 26, 2020
色々いう人はどこにでもいるので、気にしないこと‼️
海外に行くからには大学(院)に行かなきゃ、海外就職しなきゃ、と勝手にハードルをあげて身動きが取れず日本でくすぶってる人は多いと思います。私はほぼノープランで渡米してとりあえず語学学校に通いました。海外行ってみてから自分で道を切り開いていくのも楽しいですよ‼️
— Chihiro🇺🇸エネルギーエンジニア in NY (@chihiro_in_NY) February 10, 2020
語学学校というと、
- 遊びのようなものだ
- お金の無駄
- 本物の英語は身に着かない
- 若い人ばかりしかいない
などと言われ、無駄な留学だというように思われていることが多いです。これには賛成でもあり反対でもあります。確かに長期で留学できて資金に余裕があるなら学位を取った方が良いかもしれません。
しかし、私は最初の２年間で語学学校に通っていて大学院でもほぼ困らないほどの英語力を実際に身に着けることができましたし、色々な面で恩恵を受けることができた貴重な体験だったと思っています。
今日は語学学校の良かった点について皆さんにシェアしたいと思います。
本気出せば本当に世界中に友達ができます
これは世界中から人が集まっている語学学校ならではの特権です。語学学校には（基本的には）英語の勉強をしたい人が集まっているので、みんな英語を話す相手を求めています。フレンドリーに話しかければ大抵の人は友達になれます。
語学学校ってニューヨークに来て間もない外国人が多いから、友達できやすい。
— Chihiro🇺🇸エネルギーエンジニア in NY (@chihiro_in_NY) January 4, 2020
自分がもし大学院から留学してたら知り合いめちゃくちゃ少なかったんじゃないかな…と思う。
結論:一見ムダに思える語学学校も振り返れば全くムダじゃなかった🤪
このツイートにも書いたように、私は語学学校に通っていた時代の友達とまだ付き合いがあります。みんなそれぞれの道を歩んでいて面白いです。大学院を出てデザイナーになっていたり、レストランのオーナーになっていたり、映画制作を勉強する学校に通ったり・・・。大学や大学院に通うために留学すると、同じような目標を持った友達ができやすいですが、一方で語学学校では、目標も出身国もバラバラの人と友達になれることが大きなメリットです。
日本で手に入る情報の何倍も色んなことを知ることができます
例えば、一般的に日本で言われている大学院留学というのは、アイビーリーグや有名私立大学に何千万円も支払って行くようなものだと想像されることが多いです。
なので、「アメリカの大学院＝高い、手が届かない、TOEFLやGREの勉強が大変だ」というイメージがついているようです。これは、部分的にはウソっぱちです。笑
NY市内の語学学校にいた頃、周りの友達から「コロンビア大学院に受かった」とか「NYUに出願した」という声を聞いて
— Chihiro🇺🇸エネルギーエンジニア in NY (@chihiro_in_NY) September 8, 2019
『え、私にもできるんじゃない？🙆🏻♀️
だってこの人達の英語力、私と大差ないし🙈』
と思ったのが大学院を目指し始めたきっかけです。不純でごめんなさい🙏
それまで大学院は手の届かないものだという思い込みがあったのですが、よい意味で「普通の人も大学院に行けるんだなぁ」と思えたのがキッカケです。
日本にいた頃は、アイビーリーグに進学する人は神レベルに頭が良いと思っていましたが、実際は普通の人も沢山いるんだー、と知ることができました（もちろん頭が良い人が多いのは事実です）。
私は語学学校にいた時の友達の影響で大学院を目指し始めました。資金面の理由もあり、公立で授業料が安い大学院１校だけに出願しましたが、それも日本にいたら、そんな安い（とは言っても$30,000ほどはかかりますが）大学院が存在することも知り得なかったと思います。
また、日本語の留学サイトにはほとんど情報が載っていないけど、とても面白いコースを展開している専門学校や大学はたくさんあります。なので英語力がなくてもとりあえず現地に飛び込んでしまい、語学学校で英語力を培って、英語で情報収集をしていきましょう！
日本語だけだとかなり限定された情報しか入ってこないことに気が付くと思います。
見切り発車で海外に来るのは大賛成です。やりたいことが分からなければ語学学校に行って一生懸命勉強したり海外の友達を作るだけでもいいと思う。海外に住むのは自分に合わないと思う可能性もあるし、価値観が違う人間と接するのにストレスを感じて『やっぱり日本がいいな』って思うのも経験だから。
— Chihiro🇺🇸エネルギーエンジニア in NY (@chihiro_in_NY) January 4, 2020
初心者ー中級者にとっては最高の環境
まだ十分に英語を話すことができない方にとって語学学校は最高の環境です。真面目にテキストの予習・復習をして、授業中もしっかりと発言をして、友達をたくさん作り喋る練習をするだけで、ある程度の英語力は付きます。なので、日本でしっかりと準備をして留学するのも良し、はたまた英語が話せない状態で渡米してしまい、最初は日本語のサービスを受けながら部屋や語学学校を申し込み、海外生活を始めてみるのもありだと思います。
留学する時、私は日系エージェントを通して語学学校を申し込んだし、日系の不動産屋を通して家を探した。英語に自信がなかったし、大事な契約をするのは日本語の方が安心だったから。
— Chihiro🇺🇸引きこもり中 in NY (@chichiro_opomri) September 2, 2019
留学生、最初のうちはハードルを下げて、自分が心地良いと思うラインからスタートすればいいと思う。
※補足
現在のニューヨークの状況を見てわかると思いますが、COVID-19の影響でロックダウンになっており、みんな不安の真っただ中です。英語が話せない・聞けない人は現地の情報を英語で仕入れることができません。万が一病気になっても英語で症状を説明することも、治療を受けることも困難になってしまいます。なので、万が一の事態に備えておくことが非常に重要です！！留学したいけど英語に自信がない人は、日系留学エージェントでも良いし、日本人の友達でも良いので必ず日本語で意思疎通が取れ、緊急時に連絡が取れるようにしておきましょう。
最後に
私は最初に中級のクラスでも先生の言っていることが分からないポンコツ留学生でした。TOEIC740点で英語が結構できるとイキっている残念な純ジャパでした。しかし、２年間の語学学校で真面目にみっちり勉強し、大学院への出願に備えてTOEFLなどにも力を入れていた結果、大学院に入学した時点で、授業について行くことには全く苦労しないレベルになっていました。
私のブログを読んで、とりあえず語学学校に通ってみようかな、と留学を検討してくれる人が増えることを願っています（もちろん、コロナウイルスが終息してからですよ！）。
それではー！
