こんにちは。Chihiro(@chihiro_in_NY)です。
今日は、私が海外留学に興味を持ち、一人でニューヨークに来るまでのことを書きたいと思います。
大学4年生で東南アジアにハマる
私が海外に強い関心を持つようになったのが大学4年生の時のことです。大学ほぼサークル漬けでろくに旅行もしていなかったのですが、大学4年の夏休みに女友達と2人で行ったベトナムで、東南アジアの熱気と混沌に圧倒されたのが発端でした。東南アジアに取りつかれた私は、どうしても社会人になる前に短期留学をしたいと思うようになりました。そして卒業前の1か月間、フィリピンのセブ島にある語学学校に1ヶ月の短期語学留学をすることに決めました。(フィリピン留学の話はまた別の機会に書きます)
東京で就職
フィリピン留学から帰って来てすぐに卒業式(2012年卒)でした。その後東京に引っ越して、新卒で採用された某商社にて総合職として働き始めました。しかし会社員生活も2年ほどが経ったころも海外への熱は冷めず、「会社を辞めて留学しようかな」とぼんやり考えるようになりました。有給を取って年に3 - 4回は海外旅行するほど海外好きだったのですが、「旅行ではなく長期留学をして本腰を入れて英語を勉強してみたい」「海外で仕事ができるようになりたい」と、長期留学への気持ちがどんどん強くなっていきました。
ニューヨークを選んだ理由
ニューヨークを留学先として選んだ理由は、「プラダを着た悪魔」という映画が大好きだったからです。本当にそれだけです(笑)英語圏に行きたいと思っていたので、アメリカ、イギリス、オーストラリア、カナダ、ニュージーランドなど選択肢は色々あったはずなのですが、なぜか「いや、英語ならアメリカでしょ」という薄っぺらい考えを持っていました。アメリカは、それまでにロサンゼルス、サンフランシスコ、ハワイだけ行ったことありましたが、東海岸に行ったことはなく、ニューヨークってこんな所なんだろうな、っていう知識があるだけでした。
↓私が留学前に読んでいた本がこちらです↓
ニューヨークに行きたいけど、大学や大学院に行きたいとまでは考えておらず、とりあえず語学学校で英語の勉強をして、英語に慣れてきたら語学学校と並行して、夜にNew York University School of Professional Studies(NYU SPS)という社会人向けのCertificateコースに通おうと考えていました。このコースは授業料さえ払えば誰でも入学できて、NYUの有名教授からビジネスの事業を受けることができるので、とても魅力的に思えました。また、1つのCertificateを取得するのに$5,000ほどしかかからないので、大学や大学院よりも費用を抑えることができます。
「語学学校で数か月勉強すればある程度英語にも慣れてくるだろう」と甘い甘い見通しを立てていた私は、NYUのコースを取得して1年ほどで日本に帰国する予定で2015年7月に単身で渡米しました。
■NYU SPSコースに興味がある方はこちら:NYU SPS Home | NYU SPS
退職した時のこと
2015年5月に会社を退職したのですが、その時に「なぜアメリカに行くのか?」と色んな人から耳にタコができそうなぐらい何度も質問されました(笑)うまくキレイな理由を並べて説明していましたが、「行きたいから行く」っていうのが本音でした。
『アメリカに行きます』と日本の上司や先輩に伝えた時、もう数年腰を据えて仕事を頑張るべきじゃないかと言われた。
— Chihiro🇺🇸引きこもり中 in NY (@chichiro_opomri) September 17, 2019
私は結果的にそういう意見を丸無視してニューヨークに来たわけだけど、もう数年待たなくて本当に良かったと思っています。
他人はあなたの人生の責任を取ってくれません。
留学の理由について
留学の目的について、あれこれ意見があるのを見かけます。「大学や大学院に行かなきゃ意味がない」と学位を取ることだけに固執する人もいれば、留学生活の一部をSNSにアップしている人達を「留学生活はキラキラなことばかりじゃない!」と怒っている人達もいます。
「留学してるんだからネイティブの友達を作ろう!日本人の友達とつるむな!」と言う人もいれば、「日本人コミュニティって困った時に大事だよ」という人もいます。
しかし、私は留学の理由と、留学先でどう過ごすかは完全に個人の理由だと思っています。Twitterでも繰り返し言っているのですが、留学なんてしたい人がしたいようにやれば良くて、それに優劣をつける必要など全くないです。
海外に行くからには大学(院)に行かなきゃ、海外就職しなきゃ、と勝手にハードルをあげて身動きが取れず日本でくすぶってる人は多いと思います。私はほぼノープランで渡米してとりあえず語学学校に通いました。海外行ってみてから自分で道を切り開いていくのも楽しいですよ‼️
— Chihiro🇺🇸引きこもり中 in NY (@chichiro_opomri) February 10, 2020
留学する時、私は日系エージェントを通して語学学校を申し込んだし、日系の不動産屋を通して家を探した。英語に自信がなかったし、大事な契約をするのは日本語の方が安心だったから。
— Chihiro🇺🇸引きこもり中 in NY (@chichiro_opomri) September 2, 2019
留学生、最初のうちはハードルを下げて、自分が心地良いと思うラインからスタートすればいいと思う。
これも留学に対してハードルを上げ過ぎてる人が多い理由だと思う。『海外に行くのだから何か達成せねば』と意気込む人は自由にそうすればいい。『英語はテキトーに勉強して、貯金がなくなるまでアメリカにいよう』とかでも全然良いと思う。留学の目的は人それぞれだからそこに優劣つける必要もない。 https://t.co/rxLvvdZUjv
— Chihiro🇺🇸引きこもり中 in NY (@chichiro_opomri) February 17, 2020
追加:NY関連のおすすめ本
以前のブログで紹介した本以外にもニューヨーク関連で面白かった本はこれです。
この本の著者ミサコ・ロックスさんはニューヨークを拠点に活動しているコミックアーティストです。ニューヨークでの波乱万丈な人生をコミカルに描いており、読んでると元気が出てきます。
それではー!