ロサンゼルス日和-The heart of it-

ロサンゼルス在住です。アメリカ生活のあれこれ。

レイオフになって考えたこと

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突然ですが、3日前に会社を一時解雇(レイオフ)になってしまいました。

 

コロナの影響でWHF(Work From Home)が言い渡され、自宅勤務を開始した2日目の夕方のことでした。理由は完全にコロナウイルスの影響です。会社としては、今後の状況の回復を見込んで存続させるけど、社員は全員レイオフという形を取る。また数ヶ月後にみんな揃って仕事を開始にできるのが理想だけど、今のところそれがいつかは分からないと言っていました。

 

私の業界はNew York Cityの地域法に従ってビル(商業ビル&大規模な集合住宅)でエネルギー監査を行い、それに基づいてソフトウェアでビルのエネルギー消費を計算し、計測レポート+を作成するというものでした。しかし、コロナウイルスの影響でビルの管理会社が私達エンジニアの受け入れを拒否したいという通達が出たらしいのです。また、New York City Department of Buildingの機能もどんどん鈍くなっており、完全にクローズになってしまうのも時間の問題では?と言われていました。

 

 

 

さてこんな状況ですが、私はアメリカに来てから何度も「オワタ/(^o^)\」という経験をしたことがあり、完全に耐性がついてしまったというか、

「ああ・・・今度はレイオフになってしまったか・・・」と冷静に受け止めている自分がいました。

今まで「もう最悪だ・・・」と思うような経験を何度もしましたが、振り返ってみると自分の人生を好転させてくれるキッカケになっていたり、自分が変わるためのよい教訓になっていることが多かったから・・・というのが理由だと思います。

 

先ほど、松井博さんのnoteを読んですごく共感した部分がこれです。

 

世の中は理不尽なことで満ち満ちています。このコロナウイルスに影響を受けて商売を畳まなければならない人も、きっとたくさんいるでしょう。あるいは、内定が取り消しになってしまう人もいるでしょう。しかしそれでも、僕らは前に進むしかありません。世間に恨み辛みを抱きならが歳をとり、ひねくれてしまっては自分自身も辛いですし、周りの人だってお近づきになりたくありません。

また、「あの頃はよかった」なんて、過去の栄光にすがっても仕方がありません。過去を生きるのではなく、今を生きるしかないからです。

 

【こちらのnoteから抜粋させていただきました】

note.com

 

本当にその通りだと思います。人は生まれた時点で不平等だし、自分の努力ではどうにもならない事で人生が一瞬にして変わってしまうここともあります。天災や事故で一瞬にして命を奪われてしまう人もいますし、若いうちから難病にかかってしまう人もいます。今回のコロナウイルスの件は、誰のせいで起こったというものでもありません。世界中がパニック状態になっている為、この出来事を悲観視している時間がもったいないです。もうこういう運命だったのだ、と潔く諦めてしまった方が良いでしょう。

 

 

 

これからアメリカに留学しようとしていた人は、しばらくビザの発給はされないと諦めた方が良いでしょうし、今アメリカに運良く入国できたとしても、こんな殺伐とした状態で楽しめるとも思えません。

 

Twitterを見ているとレイオフに遭ってしまった在米日本人の方もおり、悲しい気持ちでいっぱいです。過去にアメリカの企業で就業していたことは絶対に自分の糧になると信じていますし、こうやって自分の人生が突然(自分の力ではどうすることもできない理由で)変化するということは、きっとこれをキッカケに何かを変えるチャンスを得たという捉え方をしていきたいです。

 

これから全世界の経済がロックダウンしてしまうというのはもう目に見える未来となっているようです。


本田健が語る「オリンピック中止、日本封鎖、世界的金融崩壊に備えて、今すぐ準備しよう!」KEN HONDA

 

 

皆さんも過去にすがらずに、自分に今できる最大のことをしましょう。

もちろんコロナに感染しないことを最優先に!

それでは!

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