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ロサンゼルス在住です。アメリカ生活のあれこれ。

【給与保証プログラム】最近の関心事2

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こんにちは。Chihiro(@chihiro_in_NY)です。

前回の記事に引き続き、私の関心事についてシェアをさせて下さい。

 

www.chihirony.com

 

正直なところ、関心事1で書いたようなSNSの運営なんかよりもこっちの方が関心ありまくりです。それは、「PPPローンについて」です。関心事なんていう生半可な言葉で表せるものでもありません(笑)なぜなら私のアメリカでの生活がかかっているから・・・。

 

 

 

 

給与保証プログラム(PPP)とは

さて私のツイッターを見ている人は知ってるかもしれませんが、私は3月中旬に勤めていた企業をレイオフ(一時解雇)になってしまいました。その後、転職活動を少しやっていましたが、前の会社の上司から連絡があり、企業としてPPPという融資プログラムに応募して、融資が入り次第事業を再開したいとのことでした。4月上旬に申し込みを済ませたらしいのですが、まだお金が振り込まれておらず、現在融資を待っている状態なのです。

 

 

説明が遅くなってしまいましたが、「そもそも、PPPとは一体なんぞや?」という方もいると思うので、ここに引用を貼っておきます。

 

Paycheck Protection Program (PPP):2月15日から6月30日の間に発生した従業員の給与,賃料,保険,公共料金等の支払のために一事業者あたり最大1,000万ドルのローンを提供するもの。6月30日まで従業員の雇用を維持した場合,借り入れたローンのうち給与,賃料等に充てられた金額については返済が免除される場合がある。対象企業は,従業員数500名以下の企業(一定の要件を満たす場合には500名超の企業も対象),個人事業主・独立請負業者・自営業者,宿泊・外食サービス業(Accommodation and Food Services)の企業)で一か所あたりの従業員数が500名未満の企業等(他企業の傘下にある場合、他企業が影響力を行使できる場合等には対象外となる可能性あり)。貸付利率は1%,貸付期間は2年間,貸付額は従業員の給与総額の月額平均の2.5倍(最大1,000万ドル)。SBA認可の金融機関等で申請可能。

引用:https://www.ny.us.emb-japan.go.jp/oshirase/covid19-sb.html

 

簡単に言えば、コロナの影響で悲しいことになってしまっている中小企業に政府がお金を融資してくれます、っていうプログラムです。うちの会社もお金が振り込まれれば会社は事業を再開することができて、私もフルタイムの正社員に戻ることができます。しかし、応募から1ヶ月が経とうとしている現在もまだ融資を受けられていません。

 

 

 

 なぜ多くの中小企業が融資を受け取れないのか


PPP Loans Sapped by Big Businesses | The Daily Social Distancing Show

 

この動画でも言われていますが、「PPP Loanは大企業に搾り取られてる」らしいです。従業員数500名以下の企業が対象とされているこのプログラムですが、企業全体でなくとも事業所や支店単位で500名単位であれば申請対象内であるなど、大手企業でも申請できるようになっていたようです。

アメリカの大手ハンバーガーチェーン店Shake Shackや、日系企業のくら寿司などが大手であるにも関わらずPPPを利用して融資を受け取ってしまったことで、返還手続きを行っています。

forbesjapan.com

 

何度も繰り返しますが、私にとって、会社がこの融資を受け取るかどうかで仕事を再開できるかどうか決まります。上司が繰り返し言うのは、「申し込みは受領されているので、あとは振込を待つだけだ」ということです。待つだけって本当にストレスが溜まりますね。何もできないのですから・・・。

「待つだけ」と言えば、去年の6月ー7月もOPTカードを待っていたら大きなチャンスを逃してしまったことがありました。アメリカってなんでこんなに大事な手続きに時間がかかるの?笑

 

www.chihirony.com

 

 最後に

ツイッターで検索していると、少しずつ「振り込まれたどー!」みたいなツイートも増えてきているように思いますが、まだ大半の企業は待ちの状態だと思います。辛いですが、希望を捨てずに今後の動きを見守りたいと思います。ではー!