1.遅刻は絶対だめだけど残業ならオッケー
今日は、私が残業について、日々思うことを書きます。
多くの職場では同じだと思いますが、朝は1分でも遅刻すると厳しく怒られるのに、残業となると、誰も何も言わないですよね(むしろ、残業した方が評価されるところもある)。
私は去年の夏に寝坊で30分ほど遅刻した時にこっぴどく叱られました。
そして、1ヶ月後にまた寝坊で45分ほど遅刻した時は「遅刻申請をしなさい」と言われ、減給になったことがあります。
確かに、こんなに短期間で2回も遅刻をしたのは完全に私の責任で、やってはならないことだと思いますし、反省もしています。
ただ「遅刻は駄目だ=就業時間を守れ」
ということであれば、残業している人に対しても厳しい処分をする必要があるのではないでしょうか。
だって、残業=就業時間オーバーなのだから、遅刻と同じことだと思いませんか?
それなのに、就業時間が終わっても残業している人が大半だし、むしろ定時に帰ってしまうと逆に目立ってしょうがないです。
こんなこと言うと、またゆとり世代とか言われそうな気がするけど・・・。
皆さんはどう思いますか?
ちなみに海外では、残業ばかりする人は仕事ができない人(処理能力が遅い人)とみなされるので、まったく評価されないそうです。
2.私の考え
仕事のスピード×成果
皆さんはどのような順番で評価されるべきだと思いますか?
※因みにここでは「仕事が早い人=定時退社している人」「仕事が遅い人=残業している人」と考えて下さい。
おそらく、評価される順に並べると①>②>③>④と答える人がほとんどだと思います。
①④に関しては言うまでもないでしょう。
でも、②③は?
長時間労働をしてでも成果を出している人の方が評価されるべきだと考える人が多いでしょう。
仕事ですから、まず成果を出せるor出せないという部分で評価が違うのは当然ですね。
しかし私はここで敢えて異論を唱えたい。
評価の順を、①>③>②>④ にするべきだ!と。
つまり、どんなに仕事ができなくても、評価は、残業をしない人>残業する人 とするべきだと思うのです。
せめて、「残業をするorしない」の基準を「仕事の成果を出すor出さない」同程度の基準で評価するべきだと考える人もいると思います。
つまり、①>②=③>④ となります。
でも、それぐらいじゃ日本の長時間労働文化はなくならないと思います。
だって、「残業するぐらい仕事を頑張らなきゃ、成果なんて出るはずないだろ」って思う人、いるでしょ?
残業しないでさっさと帰る人を見て「やる気がないやつだなー」と思う人、いますよね?
日本人は勤勉だし(クソ)真面目な人が多いので、「残業時間を減らそう!」よりも「成果を出そう!」と思ってしまう人が多いはず。
よって、このような評価基準にしてしまうと、みんな③を目指さずに②を目指そうとするんです。
だって、会社がいくら定時退社を評価するとはいえ、「仕事の成果も出していないのに定時でサッサと帰る」なんてできますか?
しかも、日本人は結果よりも過程を重視するようなところもあり、毎日残業をしているだけで「あいつは頑張っているやつだ」という“印象”を与えることができます。
そういう意識が根付いていると、「残業をしている≒成果を出している」というような気がしてきます。
なので、まずは評価基準を
定時退社をしている人>残業している人
として、その上で仕事の成果について問うべきだと思うのです。
仕事の成果を残してもボーナスは+50万円だけど、毎日定時退社をすればボーナス+80万円にするとかね。
ここまで徹底することで、初めて日本人の長時間労働はなくなると思います。
価格:1,512円 |
#働き方 #残業 #仕事