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ロサンゼルス在住です。アメリカ生活のあれこれ。

【ニューヨーク生活】レーシックを受けてきました

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こんにちは。Chihiro(@chihiro_in_NY)です。

今日は私がニューヨークでレーシック手術を受けてきた体験談について皆さんにシェアしたいと思います。私は16歳の頃から眼鏡とコンタクトが手放せない生活を送ってきたのですが、去年あたりからレーシックを受けたいと思いはじめていました。そして2021年に入り、満額に設定していたFSAという医療専門の積立預金(後程説明します)が手に入ったことで、受けるなら早い方がいいな、ということで2月に受ける決心をしました。

 

 

 

1.レーシックを受けた場所

私がレーシックを受けたのは、LasikPlus(レーシックプラス)というレーシック手術専門の機関です。ここを選んだ理由は、私が会社を通じて入っている目の保険EyeMedのダイレクトメールに割引クーポンが入っていたからです。ウェブサイトを見てみたところ、かなりの患者数を過去に手術しているということ、価格についての説明が明確にされていること、術後に生涯保証がついてくることから、ここで無料コンサルを受けてみることにしました。

 

 

 

2.手術について

(1)Zoomコンサルテーション

私はまずZoomでの無料コンサルティングを1回受け、そこで手術の手順やコストについて30分ほど説明を受けました。そしてコンサルティングの終わりに術前検診の予約を入れました。

 

(2)レーシック術前検診ー2月6日(土)ー

実際に眼科医に会って視力検査や眼圧(?)の検査などを受けて目を診てもらい、レーシックを受けられるかどうか判断してもらいます。

私の視力は右目-2.75、左目-2.50ですが、このぐらいのレベルの目の悪さの患者がレーシックを受けることが一番多く、また失敗率(術後数年経ってから視力が戻ってしまうこと)も1番低いと言われました。

少々ドライアイとのことですが、レーシックを受けるのには問題ないとのこと。

なるべく早くに手術を受けたいと伝えて、術前検診のおよそ2週間後にレーシック手術の予約を入れました。

 

(3)レーシック手術当日ー2月19日(金)ー

手術の予約を16時に入れていたので、早朝に仕事を始めて15時には病院に向かいました。到着してからはいくつかのフォームにサインをして、クレジットカードで手術費用の支払いを済ませました。

他にも6人ほど患者がおり、呼ばれた順に手術室に向かい、20分ほどで次の患者が呼ばれる、という流れでした。レーシックを受けた患者はみんな支給されたサングラスをかけていました。結局私の順番が回ってきたのは17時半ごろでした。

 

名前が呼ばれて手術室に入ると、女の先生とその助手のような人がおり、診察台の上に寝るように指示されました。そして、麻酔の目薬をさされ、その後目を開けたまま固定するためのリングのようなものを眼球に装着されました(怖すぎた・・・)。

麻酔のおかげで痛くはないのですが、圧力は感じるし、なんとなく眼球を触られている感覚は残っており、先生が眼球に何か薬のようなものを塗っていたり、眼球を洗い流している時も怖くて身体が強張ってました(笑)

産まれて初めて眼球をいじくりまわされる経験をして、「怖い・・・!早く終わってくれ・・・」とずっと思っていました。

 

そして目の前に機械のようなものを当てられ、機械の中の緑の光を見つめるように言われました。「ああ、いよいよレーシックが始まるんだ」と何となくわかりました。

そして、レーザーの「ジー」という音と同時に焦げ臭いような臭いを感じました。無事に両目が終わり、先生に「はい、これで終了です。おめでとう!」と言われ例のサングラスを渡されました。なんとなく目がショボショボして涙が出るけど、そこまで不快感はありませんでした。

そして帰りの車の中で麻酔が切れてきたのか、目の不快感(目にゴミが入った時のような感覚)と目の奥が少し熱いような感覚が強くなってきて目を開けることができなくなってしまいました。これは術後の患者みんなが経験することなので、レーシックを受けた後は安静にして3-5時間は目をつぶって寝ているようにという指示を受けていました。

家についてからベッドの上で目をつぶっていると、いつのまにか3時間ほど寝ていたようで、夜の10時頃に目が覚めました。

 

なんとなく目が乾燥するけど、目が開けられないほどの不快感は消えており眼鏡なしでも生活できるレベルに視力が回復しているのを感じました。病院から処方された2種類の目薬を使いながら数日は安静に過ごしました。

 

(4)レーシック術後検診ー2月22日(月)ー

レーシックを受けて3日に術後検診を受けました。視力の検査を受け、術前に比べてだいぶ視力が回復していることを確認した後、ドライアイの検査を受けました。私は右目の下半分がドライアイになっており、先生によると「寝る時に少し目が開いている可能性がある」と言われました。なので、寝る前に保湿用の目薬をたっぷりさしてから寝てほしいとアドバイスを受けました。

それ以外は特に問題なくこれでレーシックの手術は全て完了したとのころでした。

 

 

 

3.費用

手術にかかった費用はトータルでこんな感じでした。

 

費用:$4,945

割引:-$1,220 (EyeMedの保険会員に適用される割引)

税: $3.10

――――――――――

トータル: $3,729

 

 

 そして、私はHealth FSA(Flexible Spending Account)という医療費専用の積立口座で積み立てたお金を全額レーシックに当てました。FSAについて詳しく知りたい方はこちらのブログで詳しく説明されていたのでご参照下さい。

FSAで積み立てた額は2020年の残金が$432、2021年が$2,750(満額)でした。給料から天引きされたお金を積み立てているだけなので自分の資金であることには変わりないのですが、FSAに当てる金額はTax控除前に差し引かれるので、かなりの額の節税になるんです。

 

最終的に私が支払った額は、$547でした。

 

【内訳】

トータル:$3,729

FSA(2020年) -$432

FSA(2021年) - $2,750

――――――――――――

支払い額:$547

 

 

 

 

4.最後に

レーシックを受けてから3週間ほどが経過しましたが毎日かなり快適です。眼鏡やコンタクトが必要なくなったことで「今日は眼鏡で過ごそうか・外出するからコンタクトい変えようか」などと面倒なことを考える必要がなくなりました。

決して安くはない出費でしたが、かなり価値のある投資だったなと思います。

今日のブログがアメリカでレーシックを受けようと考えている方の役に立てば幸いです。それではー!