引っ越します。
突然ですが、3年ぶりに引っ越しをすることにしました。
今住んでいるのはBrooklyn のSunset Park地区です。
ここのシェアハウスに住み、$480の家賃を払ってきました。
すごく安くて慣れ親しんだ家だったし、ロシア人の彼氏も同じ場所に住んでいたので、引っ越しは苦渋の決断でした。
しかし彼は私の引っ越したいと言っている理由に完全に納得してくれているし、彼はお金の関係上引っ越せない状況なので、私達は別々に住むことに決めました。
これから会える頻度は減ってしまうと思うけど、同じニューヨーク内に住んでるし大丈夫だろうと楽観的に考えています。
そこまでして引っ越したい理由
引っ越しを決めた理由は以下の3点です。
1.シェアハウスのストレス
今現在住んでいる家は安い代わりに住人の数が半端なく多く、私の中ではそれがかなりのストレスとなっていました。
一軒家をシェアハウス用に改築しており、地下に13人、1階に3人、2階に13人の人が住めるようになっています。
家具付きで、個人用の冷蔵庫もありますが、とにかく部屋が狭く、3畳ほどのスペースにベッド、机、クローゼットがあります。
そして、悲しいことに窓がありません。
これは違法らしいのですが、廊下に通じている通気口のような窓のようなものがついているだけでした。
壁も薄くて、隣の部屋の話し声は筒抜け状態でした。
私の隣の部屋の人は目覚ましのアラームをなかなか止めない人で、早朝に何度も彼の目覚ましアラームで睡眠を妨害されました。
住んでいる人たちは日本人が多く、とてもいい人たちです。たまに共有スペースに集まって飲んだり、一緒に焼肉を食べたりと、仲も良かったです。しかし、自分が疲れていたり、学校の課題で忙しい時に部屋の外での話し声が聞こえてくるのはかなりのストレスになります。また、一人でキッチンにいても誰かしらには会うので、挨拶をすることが少し面倒になってしまいます。
私が住んでいる2階にはユニットバスが3つついており、それを13人でシェアしています。
私が使っているバスルームは5人でシェアしており、男3人女2人です。誰の使い方が汚い!とかそういう不満は特にないのですが、やっぱり男性が多いところだと色々と気になることも多いですよね。
2.交通の便の悪さ
私は今ここに住んでいます。
大学院はここです。(最短1時間かかる)
インターンの職場はここです。(最短1時間かかる)
これを見ただけで、私がどれだけの時間を通勤通学に要しているかをわかっていただけたかと思います。
最短1時間かかると書きましたが、これは、めっちゃ地下鉄がスムーズに運行していた場合の話です。
ニューヨークの地下鉄事情については以前記事に書きましたが、休日や平日の夜、平日の昼間もスケジュールが変更になったり、遅延も当たり前になっています。
特にブルックリンで私が使っているDトレインは使い勝手が本当に悪く、よく止まり、本数も少なく、非常に非常に不便なのです。
そのせいで、地下鉄を諦めてUberを使った回数は数え切れません。
仕事で疲れ切ってるときに地下鉄の待ち時間が20minと表示され、絶望した数も数え切れないほどです。そして到着した地下鉄は遅れの影響でほぼ満員・・・信号や工事中などと理由をつけてところどころで止まり、ノロノロと走る地下鉄にイライラした経験はニューヨーク在住者なら必ずあると思います。
私はその通勤通学に疲れてしまいました。なんか、時間と体力をすごく無駄にしているような気がして、多少家賃が上がってでも引っ越ししたいという思いをずっと持っていました。
3.生活の水準を上げたかったから
私はインターンシップでフルタイムで働いています。大学院生ですが、留学生はCPTという制度を利用して学部に関係のある仕事内容であれば就労可能なのです。
収入はそんなに自慢できるほどではありませんが、なんというかもう少し快適な部屋で快適な暮らしをしたいと長い間考えていました。
前は語学学校生だったから時間よりもお金の方が大事で、とにかく安く住みたい!と思っていましたが、今は多少お金を払ってでも無駄にしている時間を削りたいと考えるようになりました。
また、ちょっと気分を変えてみたかったという思いもあります。
4.新居について
新居はQueensにあるWoodside というエリアです。家賃は$810です(1.7倍)。
でも、家の周りはキレイな住宅街で、歩いている人たちもなんだかリッチな雰囲気が漂っていてすごくいい感じでした。
また、家も女性専用のシェアハウスで、とてもきれいでした。風呂もトイレもキッチンも、日本人の感覚で、これはキレイ!といえるレベルでした。
また、部屋の家具は白で統一されており、大きな窓が2つついているため、明るくて快適そうです。
これならカフェに行かなくても自宅で色んな作業が捗りそうです。
(今までは窓なしの部屋に耐えられなくていつもカフェに行って作業してた)
2ブロック先には韓国系のスーパーがあり、これはとっても有難い!
交通の便も前よりは格段に快適になりそうです。最寄り駅は7番線で、私の駅は急行も止まるのでマンハッタンまで20分ほどでストレスなく行けます。
ああ・・・これで地下鉄のストレスから解放される・・・!
5.心配な点
私が一番心配なのは彼氏との今後です。あちらは相当寂しがりやで、私が引っ越しを決めた時も相当落ち込んでいました。
私は1年ほど前から通学時間のストレスを彼に話しており、引っ越したいから一緒にシェアハウスを出ようと提案もしていました。
しかし彼氏の大学はブルックリンにあり、彼にとっては家のロケーションは全く問題なしです。またその家賃の安さもあり、ここが気に入っているから部屋を出るのは嫌だと断固拒否されていました。また若いし男の子なので、それほどシェアハウス自体がストレスになることはないのかなと思います。むしろ寮みたいで楽しいとさえ思っているようでした。
そんな彼を私の都合で無理やり引っ越しさせるのも何か違うのかな、と思い、悲しいながらも一人で引っ越すことに決めました。好きだったら私の身にもなって一緒に引っ越してほしかった・・・とも思いましたが、しょうがないです。これでダメになっても、そういう運命だったということです。
あとは倍近くに跳ね上がる家賃をちゃんと毎月払えるのか?という不安おあります。今までより$330上がるので、その分を節約すればいいだけの話です。
私は毎日コーヒーを買ったりカフェに寄ったりしてちょこちょこお金を使ってしまっているので、それを完全に断ちたいと思います。
例えば、カフェラテ$4×30日=$120 です。
あと$210は外食を減らせば節約できそうです。私はほぼ毎日外食なので、一食$10ほど使っているとすると、$10×30日=$300です。
はい!これで$420ドルも節約できた!まぁ自炊するようになるので食材費がかかるとしても、なんとか頑張れそうです。
まとめ
色々ありますが、とりあえず引っ越してみて家賃の支払いが厳しそうだったり、彼と一緒にいたいと思うようになったらまた引っ越せばいいだけの話です。
とにかく身軽に、気軽に引っ越しできるような状態でいたいと思います。
とりあえず、ちょっとリッチで快適な生活になるので、それをまずは全力で楽しもうと思います。
#newyork #diary #日記 #引っ越し